土木デザイン設計競技 景観開花。2015

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株式会社 エイト日本技術開発

株式会社 エイト日本技術開発は、建設コンサルタントの新たな領域の開拓を目指し、半世紀以上の実績を有する株式会社エイトコンサルタントと日本技術開発株式会社が2009年に統合した会社です。

国土や環境の保全及び社会資本整備に関わる、わが国第一級のインフラ・ソリューション・コンサルタントとして、地域レベルから地球規模に至る多様なニーズに対処していきます。

「故郷の風景をつくる」 ― 広島南道路 太田川大橋 ―

太田川大橋は、太田川放水路の最下流に設けられた自動車専用道路の橋梁で、西側に、統一されたデザインの高架橋が連続します。2009年に広島市が実施した国際コンペで最優秀賞を受賞、設計・施工を経て、2014年3月に完成、供用されました。別構造の歩道橋が併設されており、厳島など瀬戸内の島々を眺めながら、太田川をわたることができます。厳島と並ぶ2連のアーチにより、こころに残る故郷の風景を実現しました。

「地域の風景を継承した駅前空間の演出」 ― 上越妙高駅東口駅前広場 ―

上越妙高駅は、2015年3月に開業した北陸新幹線の新潟県内玄関口として位置づけられ、駅前広場も同時に供用されました。上越市内は国内有数の豪雪地帯であり、古くから歩行者空間確保のため各家から屋根をさしかけた「雁木」が整備されています。駅前広場にはあまり例のない木材を使用した「雁木」を表現するシェルターを整備することにより、地域の風景を継承した駅前空間を実現しました。